◯金輪継ぎ

  現場の柱が雨漏りなどで足元が腐っており、腐った部分を切り取り、新しいヒノキの柱で1500mmの長さ、程を金輪継ぎに似た、継ぎ手で繋ぎました。

金輪継ぎ(かなわつぎ)は正面に目地(めじ)が見えるので正面が一直線に見えるように工夫して繋ぎました。

 これは、お客様からの要望でもあり、最初他の工務店に話をしてたみたいですが、このような仕事が、できる大工さんがそこの工務店には居なかったみたいで、浦工務店に仕事依頼が来た感じです。

昔は弟子の頃から、こんな仕事する田舎の工務店で普通にこのような、仕事してたのがこの年になって役に立つ、有り難いですね。

私の独り言

私の父が私が中卒で大阪に行って大工の見習いをしたい!、と言う、父が今からは高校は出ておきなさい、それと大阪で見習いしても、いつか本家の建て替えの時、出来ないから、私の田舎の平戸市で一番腕の良く、厳しい棟梁が営む工務店に行かされました。

今思えば、あのときの父の先見の目に感謝しか有りません。「親の意見と茄子(なすび)の花には千に1つの仇(あだ)はない」、こんな言葉が今、胸に染みてます。

 普通は梁(はり)の継手として使うのですけど、足元が腐りかけた柱の根継ぎにも応用出来る、継手です。金輪継手として知られています。

継手の強度は、この前の現場忠岡町の新築工事の梁の継手の追っかけ大栓付き、と同じ位の値です。

これらの継手は基本的には形は似てますけど、少しだけ細部の加工が違いまして、それは意匠とか、取り付け具合の利便性などがありそこの現場、収まりに合わせて使い分けます。

★ この継ぎ手は、箱金輪継ぎ手です。この使い方は、古い柱の内側を残して外側の腐りかひどい部分を新しい柱で繋ぎ補強するという内容の継ぎ手です。
その箇所により色んな継ぎ手、応用して工事をしてます。色んな継ぎ手を経験しておけば臨機応変に適材適所に対応する様に心掛けております。

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